2015年8月5日水曜日

草払いは過酷

夏バテ気味です…。というか完全に夏バテです。

この酷暑の中で草払いばっかりしてて、元気いっぱいっていう方がおかしいですけどね!

ところで、農業とは全く関係ない方と初めてお会いした時なんかに、「どのような作業をしているんですか?」と聞かれる時があります。「春と秋はかぼちゃを作っていて、冬は柑橘ですね」というようなザックリとした説明をすると、「じゃあ夏は何してるんですか?」とさらに聞かれたりします。それで「だいたい草払いしてます」と答えると、なぜかちょっと失笑を買うときがあるんですよ(被害妄想かもしれませんが)。

たぶん、草払いのような単純作業はまともな成年男子の仕事ではなく、シルバー人材センターかなんかに委託するべき仕事だと思っているんでしょう。

でも、草払いってかなりきつい仕事です。刈るのは機械でしょと思うかもしれませんが実は結構体力を使うんです。しかも腕力ではなく(腕力も使うけど)心肺機能! ハアハア言いながらやってますよ! 冬はそうでもないですが夏は本当にきつい!

そして、本州以北の方にはあまり伝わらないと思うのですが、南九州は草が伸びるのが本当に早いです。気温はそんなに変わらない(というか夏は関東の方が暑いくらい)はずなんですが、雑草がなぜか元気ですね、南九州。本当に草がバカみたいに伸びます。それで、私は除草剤を使わないことにしているので、いつも草払いに追われています。

しかも、私の圃場は石がたくさんあったり、傾斜地だったり、法面が多かったり、とにかく条件がよろしくないところが多いです。草払い機につけるチップソー(刃)がすぐにダメになります。10時間持たないことが多いですね…。

それはまだいいとしても、ウイングモアー(芝刈り機みたいな機械。草刈りの手間が1/3くらいになる)がしょっちゅう壊れて、整備→壊れる→整備→壊れる…という無限ループに陥ってしまっているのは本当頭が痛い問題です。お金も時間も使いますし…。

というわけで、草払いという作業をバカにしてはいけません。農作物管理の基本は草払いだと思っています。

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