2017年11月28日火曜日

湯之元で初めて「エアギター」を体感しました!

先日は、「ゆのまつり2017」と「図書感謝祭2017」にお越し下さいましてありがとうございました!

ともに、あまり天気の良くない日程でしたが、わざわざ当店を目指してお越しいただいた方も見られ、また個人的にもいろいろと学びがあり、とても有意義な出店となりました。

また、この機会に南薩コンフィチュール「グレープフルーツ」もひっそりと今季初販売してみました(ブログ等でお知らせしていなくてすいませんでした)、お買い上げいただいたみなさまありがとうございました!

「図書感謝祭」の方は、大雨のため予定通りの出店ができず、急遽屋内開催となってしまったのでちょっとしめやかな日となりましたのでそっとしておき(笑)、「南薩の田舎暮らし」の活動とは直接関係ありませんが、今回は「ゆのまつり」での楽しい体験について書いてみたいと思います。

さて、「ゆのまつり」なんですが、これは昔ながらの温泉街「湯之元」で地元有志が手作りでやっている小さなイベントです。前からあったのかと思ったら、最近やり始めたものらしいです。

ちなみに湯之元がどんな温泉街かというと、この画像を見ていただくと一発で伝わると思いますのでご参考までに…(笑)

そんな湯之元の「ゆのまつり」の一環なのかどうか、そこがよく分からなかったのですが、なぜか「エアギター」の全国選抜vs鹿児島選抜のイベントが同日行われていて、よくわからないままこれを見に行ったらめちゃくちゃ面白かったので報告しますね。

「エアギター」って見たことはありますか?

私は初めて見ました。少なくとも競技は。というか競技だということを初めて知りました。

「エアギター」は、音楽に合わせてギターを弾くマネをするということですが、これがなぜ競技になるのか最初は全く分からず、そもそも何を競うのだろう? という状態からのスタートでした。

司会の方が「盛り上がってるかーい!?」みたいに始めるので、ここで既にきょとんとしてしまいました。盛り上がりようがないよね…って感じで。

そしてパフォーマンスが始まりました。

この画像は、永山由高さんこと「エアネスサイゴー」のパフォーマンスです。あまりに動きが速いため、マトモに写真が撮れていたのがこの一枚だけでした(笑)

しかしですね、うーん、なんじゃこりゃ。決して面白くないわけではないんですよ? でも、たった約1分間、ギターを弾くマネをするだけじゃないですか?!

正直、意味が分からない…。

でも、会場にはたくさんのお客さんが入っています。入場料が1000円もするイベントなのに! むむむと思っていると、パフォーマンスへの採点というか、講評が始まりました。

これでもって、ようやく「エアギター」が分かりました!

この馬鹿馬鹿しいパフォーマンスに対して、もの凄く真面目なツッコミがどんどん入っていきます。冷徹です! 確かに! っていう指摘ばかりで、さっきまでノリノリでエアギターをしていたエアネスサイゴーさんも、しゅんとしちゃっていました。

めっっちゃ笑わせてもらいました。

そうだったんです! 「エアギター」は、決してパフォーマンスだけではなく、その採点・講評まで含めて楽しむものだったんですね。パフォーマンスは、馬鹿馬鹿しいといえばそれまでなんですが、コスプレありドラマ性ありでとにかくはっちゃける。一方、採点・講評はあくまでも大まじめかつ冷徹で、その緊張と弛緩のバランスは、まさに笑いの理論そのものだと思いました。

これは1000円分の価値は十分にあります!

「エアギター」オススメです!

そんなこんなでイベントも終わり帰路につきました。

そこで江口浜から見た夕日がすごく美しくて、思わず車を降りて写真を撮ってしまいました。

雲間から覗いている光の筋が神々しかったです。エアギターだけでなく、素晴らしい夕日も見られていい一日でした。湯之元のみなさん、ありがとうございました!

エアギターのみなさんもお疲れさまでした!

2017年11月24日金曜日

【告知】今年もやります「石蔵古本市」!

重要な告知です!

既にFacebookページ等で案内を開始していますが、今年も12月始めに「石蔵古本市」を開催します!

12月8日(金)〜11日(月)までの4日間。南さつま市万世の「丁子屋石蔵」で、古本屋4店舗が集います。

昨年の「石蔵古本市」は、単発のイベントとして計画したわけですが、評判もよかったですし、何より南さつまに古本屋を誘致するということが自分自身面白くて、雪崩的に毎年開催の方向になった感じです。

【昨年の様子のブログ記事】
石蔵古本市オープン!
石蔵古本市、ありがとうございました!

さらに今年は、せっかくやるならただ古本屋を呼ぶだけでなくて、もうちょっと社会に訴えかける取り組みもしてみたいということで(大げさに書いています(笑))、ブックトーク「罪深き愉しみ」という、なにやらおどろおどろしい名前のイベントを土曜の夜に計画してみました。

ブックトークというのは、テーマに沿っていろいろなジャンルの本を紹介するイベントで、図書館などで本の選び方が分からない子どもたちに対して行うものとして発展しました。ですが、今回は同世代へ向けて、読書の蠱惑的な愉しみを密かに伝えつつ、「みなさんはこの罪深い世界には足を踏み入れぬように…」と読書を推奨しているんだか抑止しているんだか分からないような、そんな矛盾に満ちたイベントにしたいと思っています。

何しろ、私自身がへそ曲がりですからね。「ためになりますから本を読みましょう」と言われても、全然言うことを聞く気がおきないわけです。むしろ、「やっちゃダメです」と言われた方がやりたくなる。だから、「みなさん本を読みましょうね!」というイベントはやりたくない。本当は、南さつまのみんなが読書好きとなって、ここに大型書店が進出してきて欲しい、と内心思っていても。

でも、「罪深き愉しみ」では、 鹿児島を代表する若手の読書人が揃って出てきます。みなさん、私の何倍も本を読んでいる方ばかりだと思います。そういう読書のコンシェルジュ的な人に、オススメ本を教えてもらおうというイベントです。私自身が、すごく楽しみにしています。どんな本が飛び出すんだろうかと。このブックトークを聞いて本を読みたくならなかったら、そっちの方がすごいですよ、きっと。

そんなわけで、「石蔵古本市 vol.2」と、特別企画ブックトーク「罪深き愉しみ」をよろしくお願いいたします! Facebookイベントページでもこれから案内をしていく予定です!

あ、それから12月27日(月)の17:30くらいに、鹿児島シティーFM「フレンズFM」にてこのイベントの告知をする予定です。古本屋側代表の「つばめ文庫」小村さんと一緒にわざわざスタジオまで出向いて語りますよ! 南薩ではもちろん聴けませんけど、鹿児島市の方よろしくお願いします!

【情報】石蔵古本市 vol.2
日程:12月8日(金)-11日(月)(営業時間は日ごとに違います)
場所 :南さつま市加世田万世 丁子屋石蔵
参加古書店:あづさ書店 西駅店泡沫(うたかた)古書リゼットつばめ文庫
主催:南薩の田舎暮らし
Facebookイベントページでも順次案内を差し上げる予定です。

【情報】ブックトーク「罪深き愉しみ」
日時:12月9日(土)18:30〜20:30
場所:南さつま市加世田万世 丁子屋第2石蔵(本店裏)
Facebookイベントページでも順次案内を差し上げる予定です。←古本市とは別です。


2017年11月20日月曜日

【告知】「ゆのまつり2017」「図書感謝祭2017」出店します

告知です!

11月23日(木・祝)、日置市の湯之元温泉で行われる「ゆのまつり 2017」、そこで行われるマルシェ今日は入浴(ニューヨーク)!ここは風呂(フロ)ードウェイ!!マーケット」に出店します。

…ってめちゃめちゃ長い名前のマーケットですね。とりあえずここでは、略して「ゆのまつりマーケット」ということにしておきましょう。

「南薩の田舎暮らし」が、南薩ではない湯之元の「ゆのまつりマーケット」に出店することになったのは、このおまつりの実行委員会の代表の永山由高さんとの繋がりによるものです。

永山さんは、鹿児島未来170人会議とか、Ten-Doku(天文館読書会)とかを主催している、鹿児島の未来をしょって立つ、西郷どんの生まれ変わりです(笑)。その永山さんから連絡があって、このマーケットに出ないかと打診されたので、行動範囲からはちょっと外れていますが出てみることにしました。

ですが、「ゆのまつり」というものがどんな雰囲気なのか、どれくらいの人が集まるのか全く分からないので、どう案内してよいやらわかりません。というわけで、公式WEBサイトポスターを見て下さい。

ところで、このまつりの一環として、「史上初! エアギターの奉納」が行われるそうです。一体何なんでしょうね、これは…。ちょっとわからないことだらけで(笑)ドキドキしていますが、湯之元の方よろしくお願いいたします!

それから、告知がもう一つ!

南さつま市立図書館が行う、「図書感謝祭 2017」(11月26日(日))の「としょかんマーケット」にも出店します。

この図書感謝祭では、「数学カフェ」が一時WEBメディアを賑わせた上野さんの講演や、室内楽コンサートも行われるそうです。

でも私が注目しているのは、14:30から行われる「図書館を使った調べる学習コンクール表彰式」。

これは、多分今年が初めてのコンクールじゃないかと思うのですが、図書館を使って何か調べてみようというコンクールで(そのまま)、確かテーマなどは自由だったと思います。どんな応募があったのかすごく気になります。

図書館は、本を読むという機能の他に、何かを調べるという機能がとっても大事なので、こうしたコンクールが行われるのはすごくいいことだと思いました。

一方で、何かを真面目に調べようと思ったら、今の南さつま市立図書館では足りない部分もすごく大きいので、こういう取り組みを通じ、ぜひ予算の増額を目指していただきたいですね(笑)

ちなみに、「南薩の田舎暮らし」の出店についてですが、この「図書感謝祭」ではいつもの「自家製ドリンク」は提供しない予定ですのでご了承下さい。その代わり、「石蔵ブックカフェ」の時しか出していない、「名著クッキー」を持っていく予定ですよ。お楽しみに!

「図書感謝祭」の詳しい内容については、南さつま市立図書館のFacebookページをご覧ください↓
https://www.facebook.com/minamisatsuma.library/

では会場でお会いしましょう!

2017年11月18日土曜日

ショウガの皮むきがようやく終了…!

最近、イベント続きです。

先週は、「海の見える美術館で珈琲を飲む会」がありました。

そして来週は、初出店となる「ゆのまつり2017」(11月23日)、さらに「図書感謝祭2017」(11月26日)にも出店する予定です。

忙しい…!

その上、農作業の方もやっていますよ(当たり前)。ちょっと前に作業はようやく一段落しましたけど、今年も秋かぼちゃを作付けしています。もうすぐ収穫です。

が、そんな中でも一番忙しかったのが、「珈琲を飲む会」の準備よりも何よりも、「ショウガの下処理」です。

「南薩の田舎暮らし」の看板商品である「ジンジャーエールシロップ」ですが、この原料となるショウガは、加世田の若手農家Kさんから仕入れています。収穫は、年に1回。だから、1年分のショウガを一度に仕入れるわけです。

仕入れたショウガは、一刻も早く下処理をして、冷凍しなければなりません。ショウガのまま置いていたら、腐ったり、逆に芽が出てしまったりしてダメになってしまいます。

「下処理」は具体的には何をするかというと、皮を剝いて、フードプロセッサーで細かくするという作業です。

いや、言うのは簡単ですけどね、このショウガの皮剝きっていうのがものすごく手間なんです。時間がかかる。

そして、ショウガの汁がかなり刺激的で、手がヒリヒリします。蕁麻疹くらいヒリヒリします。

そんな作業が、先日やっと終わりました。でも、「珈琲を飲む会」などで作業が中断してしまったので、仕入れたショウガのうち一部がダメになってしまいました。立派なショウガを育ててくれたKさんに、本当に申し訳なかったです…。

来年は、ショウガの保管用に保冷庫を導入したいと思います。やっぱり、温度変化が一番よくないですからね…。

さて、こうして下処理をしたショウガは、冷凍庫の中で凍らせます。ショウガは冷凍してもほとんど品質が落ちないという性質があるので、一年分が蓄えられるわけです。

これから徐々に「ジンジャーエールシロップ」の製造に入っていきます。既にご注文が入っているので、一般販売を開始するのはちょっと後になりそうです。

でもそれと並行して、次の「南薩の田舎暮らし」主催イベントも控えています。

それが、12月8日からの「石蔵古本市 vol.2」!

昨年「とりあえずやってみよう」ということで開催した、万世の丁子屋石蔵における古本販売のイベントです。私たちが古本を売るわけではなく、鹿児島市内の古本屋さんに集まってもらい古本市を開いてもらいます。でも今年は、古本販売だけでなくちょっとした企画もありますよ!

これから、こちらのイベントの方も告知をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

【情報】
石蔵古本市 vol.2 ←Facebookページへのリンク
開催日程:4日間↓
12月 8日(金)13:00〜20:00
12月 9日(土) 10:00〜21:00 —夕刻よりブックトークがあります。
12月10日(日) 10:00〜17:00
12月11日(月) 10:00〜15:00

場所:万世*丁子屋石蔵(南さつま市加世田唐仁原)
参加古書店:あづさ書店 西駅店、泡沫(うたかた)、古書リゼット、つばめ文庫

2017年11月13日月曜日

「海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.4」最高でした!

11月12日は、「海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.4」でした!

お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました! 手元のチケットでの計数で大人229人と、子ども20人(推計)、合わせて計250人もの方がご来館されました。

「珈琲を飲む会」も回を重ねる毎に認知度が高まり、ラジオや雑誌でも取り上げていただいて、地元率はたったの2割くらい。多くが地域外(鹿児島市など)からのお越しだったみたいです。最初は知り合いの参加が多かったイベントも、こうしていろんな方に来ていただくことができて嬉しいです。

というわけで、当日の模様をお伝えしたいと思います。

まずは、一番大事な珈琲担当の「珈琲と洋酒 水」さん。

「水」は天文館にある深夜の洋酒喫茶。前日も夜遅くまで営業があり、当日の睡眠時間は3時間くらいだったと思われます。そんなお疲れの中、怒濤の珈琲入れまくりの一日でした。250杯以上もの珈琲を淹れたみたいです。おそらく、1日で淹れる珈琲の量としてはぶっちぎりの過去最高記録じゃないでしょうか?

しかし、そんな中でもマスターは涼しい顔をして珈琲を淹れていました。すごい精神力だと思います。ちなみに、当日は休憩も1回もなかったと思いますよ。ハードな仕事ですよね…。大変な中で美味しい珈琲を淹れて下さった「水」さんに感謝です!

↓「水」さんは既にご自身のブログでも当日の模様を書いています。
【珈琲と洋酒 水】海の見える美術館でやっぱり珈琲を淹れまくる会

なお、珈琲には私が汲んできた「命水」という地元のお水を使っています。「命水」は磨崖仏で有名な川辺の「高田」というところにあり、このあたりでは一番汲みやすくまた美味しい水だと思っています。

そして古本の販売もありました!

「南薩の田舎暮らし」ではおなじみ、鹿児島市武岡の古本屋「つばめ文庫」さんです。

全くの偶然なんですが、なぜか今回も店主の小村さんがピザを食べているところを撮っていました。でも誤解しないで下さい。いっつもピザを食べているわけではないんですよ!

「つばめ文庫」さんは先日の「石蔵ブックカフェ」に引き続き、中1日空けての南さつまでの出張販売です。最近公私ともに南さつまとの縁が深いんだそうです。将来、南さつまに2号店を出店していただきたいところですね(笑)

次は、小村さんが食べていたピザを提供した坊津の「食堂 勝八」。

最初、ちょっと位置が分かりづらくて、お客さんの入りが悪かったみたいな気がします。主催者としてちょっと申し訳なかったですね…。

しかしこのロケーション、どうですか? おそらく日本一眺めの良いピザ屋だったでしょうね。今回、私自身はデカいパンを食べていたのでピザはあんまり食べられなかったのですが、注文を受けてから生地をのばすという丁寧な仕事で、本当に美味しいんですよ。ここのピザ!

「勝八」はフットワークがかなり軽くて、南さつま以外でも結構出張販売していますので、見かけたら是非食べてみてください。

そして、今回「珈琲を飲む会」初出店となった「Bansei Studio(万世スタジオ)」。

本業は写真館ですが、奥様が本格的なパンを焼くので、出店して欲しいと交渉して出ていただきました。

やっぱり珈琲にはご飯でなくパンですよね!(当たり前)

かなり売れ行きがよく、夕刻前には売り切れてしまっていましたね。奥様は1歳のお子さんを背負いながら販売をされていたので、本当は大変だったと思いますが、そんなことは全然表に出さず、にこやかに爽やかに店頭に立たれていたのが印象的でした。私も子育て中の親として見習いたいと思いました…。

レザークラフトのワークショップもやってました! 「ZAKCAR by オート・エス」による、レザー・タグ及びブレスレットづくりです。

で、一番やってたのは、うちの子でしたね…。ブレスレットを2つも作っていた(というか作ってもらっていた)のにはビックリしました。いや、1つでいいだろ! と。

でもそのブレスレットの出来(色合いとか)が結構よくて、今後のオシャレに使えそうだなーと思いました。まあ4歳児のオシャレなのでタカが知れてますが(笑)

そしてそして、「南薩の田舎暮らし」もお菓子をたくさん売りましたよ!

本当は、ジンジャーエールシロップとか、コンフィチュールとかも売りたかったのですが、最近あまりに忙しくて製造が出来ず、結局お菓子だけになってしまったんですよね。

でもお菓子はかなり好評で、全部売り切れました! 本当にありがとうございました。

さて、長くなってしまいましたが、ようやく本題です。

11:00からと14:00からの2回行われましたJAZZライブ。地元在住のサックス奏者「浜崎こころ」さんとピアノ、パーカッションによる小編成のJAZZバンド。

最高でした!

鳥肌が立ちました!

イベントを開催する上で、いろいろ苦労もありましたけど、全てが吹き飛びました。

やってよかった。

めちゃくちゃカッコイイ。

東シナ海のドラマチックな風景を背景に、ソウルフルな演奏が脳天を貫きます。片手には珈琲。これです。この最高の一杯のために、私はこのイベントをやっているのです。

本当に感動して、感動しまくりました。

JAZZバンドのみなさん、ありがとうございました!

もちろん、出店者のみなさんにも大変お世話になりました。それから、告知にご協力いただいた全ての方にも感謝です。特に、取り上げてくださったMBCラジオ、フレンズFM、雑誌に掲載していただいた「TJカゴシマ」「LAEP」、インターネットでシェアしていただいた「かごぴく」「KagoshimaniaX」には深甚なる感謝を申し上げます!

そして、遠い所をわざわざお越し下ったお客様、重ねてありがとうございました。無料で楽しめるイベントがアクセスのいいところにたくさんある中で、わざわざ500円払ってこんな僻地まで来て下さり感謝の念に堪えません。

最後に、天気にも大感謝! です。前日は強風、次の日は雨。一日ずれていたら悲惨なことになっていたかもしれません。ちょっとヒヤッとしました。晴れて過ごしやすい天気だったことに、感謝+安堵です。

そんなわけで、4回目の「海の見える美術館で珈琲を飲む会」でした。例によって、来年やるかどうかは決まっていませんが、来年になったら、また最高の珈琲が飲みたくなりそうな気がします!

2017年11月9日木曜日

当日、周辺イベントのご案内——珈琲を飲む会vol.4情報

いよいよ目前に迫ってきました、「海の見える美術館で珈琲を飲む会」。

今回のブログでは、当日11月12日(日)に周辺で行われるイベントのご紹介をしたいと思います。

まずは、「津貫蒸留所祭り 2017」です。昨年オープンした「本坊酒造 マルス津貫蒸留所」が 1周年を迎えるということで、創業祭的なイベントを行うそうです。

【参考ブログ記事】本坊酒造マルス津貫蒸留所でジンジャーエールも飲めます!

その内容は、まず「津貫蒸留ニューメイク&クラフトジン樽熟成の記念ボトル」の数量限定販売。「ここでしか手に入らない、ファンにとっては垂涎モノの品」だそうです。さらにそれがご愛顧価格で手に入るとのこと。
この他、
  • 鹿児島限定ウイスキー・初仕込み焼酎のふるまい
  • ウイスキー講座・ジン講座
  • ステージイベント
  • グルメ屋台
  • しかも加世田バスセンターより無料送迎バス!
まであって、なんと参加は無料!! 「海の見える美術館で珈琲を飲む会」よりこっちの方がいいんじゃないか? って感じの充実ぶり。津貫蒸留所さんには普段からお世話になっていますから、こっちにもたくさんの人が来て欲しいですね!

次に、南さつま市金峰町で行われる「金峰2000年橋竹灯ろう祭り」。

金峰町に、木製の大きなアーチが目立つ橋(湾曲集成材を用いたアーチ橋としては最大規模の橋だそうです)があって、そこにステージなども附設してあるんですが、 このお祭りはそこで行われる幻想的なイベントです。

しかし、なんと今年で最後だそうです。なぜ今回で終わってしまうのかは詳しくは知りません。金峰町の方に伺ったら「次に続く人が育たなかったから…」というようなことを言っていました。

実は、私はこのお祭りには一度も行ったことがありません。ここのところ毎年「珈琲を飲む会」と日程が重なっていたんですよね…。でもこちらのお祭りは、夕方からのお祭りなので、鹿児島市からお越しの方は「珈琲を飲む会」に参加した後、帰りがけに寄ってもよさそうです。

何しろ、10年続いたお祭りが今回で最後ということですから、大いに盛り上がって、次に繋がる結果になることを他人事ながら願っています。

最後に、南九州市川辺町で行われる「かわなべ磨崖仏まつり」!

こちらは、今回が第30回の記念大会ということです。そのため、特別に前日11月11日(土)には「前夜祭」が行われるとのこと。

「前夜祭」では、磨崖梵字にプロジェクターで投影して元の姿を復元するというイベントが行われるそうで、これは私自身すごく興味があります。

というのは、今の清水磨崖仏に残っている「月輪大梵字」と呼ばれる大きくて立派な梵字は3文字なんですが、これはどうも元は5文字あったみたいなんです。そこで、プロジェクターでの投影によって一夜限りの復元を行うとのこと。

※11月11日(土)18:00〜21:00の間ライトアップされます。

実は、元の5文字が何だったのかというのがなかなかの難題で、特定するのに随分苦労があったということです。なぜかというと、梵字というのはかつて「仏」を表す記号みたいに扱われたのですが、残っている3文字の梵字のうち、どうも「仏」を表しているわけじゃないらしい梵字があって、これは一体なんなんだという話になりました。研究の結果、それは「星」を表している梵字だということが分かって、それで元の5文字が復元されました。

私も見てみたいですが、「珈琲を飲む会」の前日なので準備のため行けないです。残念。

ちなみに、磨崖仏まつりの本祭では玉入れ合戦があって、これは優勝賞金がかなり大きいので大人が本気を出すタイプのイベントですね!(申込は終了しています)

その他、ステージショーや体験イベント(川辺陶芸、竹細工、仏壇工芸)、グルメガーデン、フリーマーケット、磨崖仏案内などちょっと紹介しきれないくらい盛りだくさんです。 あ、もちろん参加は無料です。

というわけで、周辺で行われるイベントを3つ紹介しました。「珈琲を飲む会」と同時に楽しめるイベントもあれば、「磨崖仏まつり」みたいに「珈琲を飲む会」と両方は行けないイベントもありますけど、せっかくの行楽シーズンなので、どれかにお出かけになってはいかがでしょうか?

【情報】
海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.4 ←Facebookページへのリンク
日時:11月12日(日)10:00〜16:30
場所:笠沙美術館(南さつま市笠沙町赤生木 )
参加料:500円(コーヒー1杯つき、子ども無料)

2017年11月7日火曜日

主役はやっぱり風景——珈琲を飲む会vol.4情報

いよいよ迫ってきました。11月12日(日)は「海の見える美術館で珈琲を飲む会」です。

これまで、このブログでは
とコンテンツをご案内してきましたが、(昨年も同じことを言っているように)このイベントの一番の主役はズバリ風景です。

そもそも「珈琲を飲む会」の始まりは、私が笠沙美術館からの眺望に惚れ込み、「この素晴らしい風景を前にして、美味しい珈琲を飲みたい! しかも缶コーヒーとかじゃなくて、挽き立て、淹れたての珈琲が飲みたい!」と思ったのが発端です。

もちろん、別に一人で珈琲を飲んでもよかったんですよ?

でも挽き立て、淹れたての珈琲を飲もうと思ったら、コーヒーミルやドリッパーも持ってこないといけないし、湯沸かしもいりますよね。どうせ道具をたくさん持ち込むんなら、ここで珈琲を飲みたい人が集まって、みんなで飲んだらいいじゃないか。そっちの方が楽しそうだ。ということで3年前に「海の見える美術館で珈琲を飲む会」を開催しました。

そしたら、思いの外これが好評で、100人以上の方に来ていただきました。大盛況でよかったんですけど、あまりに人がたくさん来すぎてしまい、自分が珈琲を淹れ続けるはめいなってしまいました。とてもゆっくり珈琲を飲むヒマがなく「これじゃ本末顚倒だ! このイベントは私が最高の珈琲を飲みたいがためにやってるのに!」ということで、第2回目からは珈琲をちゃんとプロにお願いすることにしました。

また、せっかくの美術館なんだからということで、第1回は海中写真の展示、第2回は星空写真の展示、第3回はギターの即興演奏、といったように、文化・芸術の要素も大事にしてきました。今回は念願のJAZZライブということで、本当に自分が一番楽しみにしています。

ちなみに、美術館の中は黒瀬道則さんの絵画が展示してあります。実は、今年は黒瀬さんの画業何周年だかということで(あやふやですいません!)、現在は特別大きな作品が選ばれて展示されているそうです。

しかも、美術館の建物も、実は水戸岡鋭治さんの設計で非常に美しいです。水戸岡さんといえば、「ななつ星in九州」などJR九州の車両デザインで有名なあの方。元々はイラストレータだった水戸岡さんが立体設計の道に入るきっかけとなった案件の一つが、この笠沙美術館の設計であったことはほとんど知られていません。水戸岡さんの立体デザイン初期の仕事としてこの美術館の意匠も必見ですよ!

なんですけど、やっぱり主役は風景だと思います。雄大な東シナ海と、そこに忽然と浮かぶ沖秋目島(無人島)。本当に大好きですねー。鹿児島県の本土では五指に入るところじゃないでしょうか。ここで飲む挽き立て、淹れたての珈琲は格別中の格別、最高の一杯なんです。

そんな珈琲を飲みたいという私のワガママ(?)で始めたイベントももう4回目。次第にファンも増えてきて、ここからの景色が大好きになったという人も出てきました。まさに同志です。そういう人と飲む一杯の珈琲もまた格別です。なおさら美味しい珈琲が飲めますね! ありがとうございます!

というわけで、11月12日(日)は一緒に最高の一杯を楽しみましょう!

【情報】
海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.4 ←Facebookページへのリンク
日時:11月12日(日)10:00〜16:30
場所:笠沙美術館(南さつま市笠沙町赤生木 )
参加料:500円(コーヒー1杯つき、子ども無料)

2017年11月4日土曜日

JAZZライブ!——珈琲を飲む会vol.4情報

いよいよ1週間後に迫ってきました「海の見える美術館で珈琲を飲む会 Vol.4」。11月12日(日)ですよ!

さて、今回の「珈琲を飲む会」のメインイベントは、JAZZライブです。

私は、このイベントを始めた最初の方から、「珈琲」と「古本」と「JAZZ」を揃えたいなーと思っていました。なにしろこの3つは三位一体的な組み合わせですからね! 「ん? そうなの?」と思った方は、植草甚一氏の「コーヒーと古本とモダン・ジャズ」という一篇を紐解いて下さい(笑)

※この一篇は、『コーヒー一杯のジャズ』という本に収録されています。

とにかく、当初からの願望が遂に叶えられて自分としては本当に嬉しいです。

しかも! 今回ライブをしてくださるサックスの浜崎こころさんの演奏が本当に素晴らしいんです。

浜崎さんを知ったのは、 万世の丁子屋で行われたライブでのことでした。その時は正直あんまり期待していなかったのですが、聴いてみてビックリ。すごいキレのある演奏で、可愛らしい外見からは想像もできないようなストレートな音がガンガン出てきます。

もう、むちゃくちゃカッコイイ。

また、曲の間での解説もすごく真摯で、黒人音楽へのリスペクトが伝わってきました。偶然(でもないんですが)旦那さんとも知り合って、話を聞いてみたら毎日ものすごくストイックに練習をしているということでした。納得です。

いやー、南さつまみたいな僻地にこんな逸材がいらっしゃるなんて…。そのライブで、あまりに衝撃を受けたので、矢も楯もたまらず「珈琲を飲む会でライブをしてほしい!」とすぐに頼み込んでしまいました。今回の「珈琲を飲む会」は、私が浜崎こころさんのサックスを聞きながら珈琲を飲みたいがために企画したと言っても過言ではありません。

そんな浜崎さんのライブは、11:00〜と14:00〜の2回を予定しています。14:00〜の方がメインになる予定ですが、午前中しか来られないという方も楽しめますよ!

なお、ちょっと先になりますが、12月2日(土)には、浜崎さん主催のビッグバンド(chest box jazz band)の全17人が出演するライブがドルフィンポートで行われるそうです。18:00より。これも楽しみですね!

【出演者情報】
浜崎こころ (サックス)
兵庫県神戸市出身。学生時代よりサックスをはじめ、デイヴィッド・サンボーンの演奏に魅了されジャズをはじめる。
日本最大級のジャズイベント、横浜ジャズプロムナードの常連出演バンド「Big Band Yamachans」では毎回ソリストとして出演。
現在、鹿児島に移住し、『Chest Box Jazz Band』のリードアルトを担当する他、ジャズコンボ「Aufheben」など様々なバンドで活動している。

サポートメンバー
田中 晃(ピアノ)、寺西 幸博(カホン)
chest box jazz band
http://chestboxjazzband.com/



【情報】
海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.4 ←Facebookページへのリンク
日時:11月12日(日)10:00〜16:30
場所:笠沙美術館(南さつま市笠沙町赤生木 )
参加料:500円(コーヒー1杯つき、子ども無料)

2017年11月2日木曜日

ピザ、パン、お菓子、レザークラフトのWS——珈琲を飲む会vol.4情報

11月12日(日)は「海の見える美術館で珈琲を飲む会」です。

今回は、当日会場で行われるプチ・マルシェ(4店舗)のご案内。
(1)食堂勝八
(2)ZAKCAR byオート・エス
(3)Bansei Studio ←New!
(4)南薩の田舎暮らし

(1)食堂勝八
南さつまでは知らない人がいない(と思われる)食堂勝八。

今年、このオレンジの「勝八号」が導入されて、出張販売が増えましたよね! 本店は定食屋さんですが出張販売ではピザを焼いてくださいます。

このピザがすごく美味しくて、うちの子どもたちは勝八の店主さんのことを「ピザのおじさん」と認識しています。また、ピザのアレンジもいろいろあって、南さつまイチオシの食材「長命草」を使っていたり、坊津特産の「双剣鯖」を使っていたりと毎度毎度工夫があるのが勝八さんの面白いところです。

「珈琲を飲む会」で昼食を摂る方は、まずはピザでお腹を満たして下さいね!

ちなみに、当日の提供があるかどうかわかりませんが、この移動販売車にはソフトクリームの機械も積んでいるんですよ!

(2)ZAKCAR byオート・エス
写真はブログ「2代目日記」から拝借。
こちらは、レザークラフトのワークショップです。

会場ではゆっくりと珈琲を飲み、景色を眺め、ぼーっとしていただきたいのですが、やっぱりヒマだなーと思ったら、レザークラフトなどいかがでしょうか?

このワークショップを主催する「オート・エス」は加世田のクルマ屋さん(自動車整備工場)なんですけど、クルマ屋さんがなぜレザークラフトのワークショップを? と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、それを説明すると話が長くなるので、とりあえずそこはスルーでお願いします。

※どうしてもその謎を知りたい! という人は、主催者Sさんのブログ「2代目日記」を紐解いてみて下さい。Sさんの八面六臂の活躍ぶりに、本当にクルマ屋さんなのか疑わしくなること請け合いです(笑)
2代目日記 season2→ http://goodcarlife86autos2.chesuto.jp/

今回予定しているワークショップの内容については、↓ということです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
レザーブレスと、レザータグを作って楽しんでもらいたいと思います。 お好みのカラーの革を選んでいただき、長さを調節して金具をつけてもらって、最後に好きなアルファベット文字を打刻をしてもらいます(^^)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

ちなみにこのワークショップ、うちの娘2人もやったことがあります。けっこうかっこよくできましたよ!(実際作ったのはかなり親の力でしたが…)

(3)Bansei Studio
「Bansei Studio(万世スタジオ)」というと、今年加世田の万世にオープンした写真スタジオですね! 1080円で撮影してくれて、慶事や記念日でなくても頼める気軽なスタジオなんです。しかも衣装代込み価格。いいところができました。

そんな「Bansei Studio」ですが、もう一つの顔が、なんとパン屋さん。毎週火・木曜日に、天然酵母パンの販売をやっているんです。しかも店内にはカフェスペースもあってイートインも可。

このパンは、スタジオの奥さん(旦那さんがカメラマン)が焼いているんですが、素人の趣味ではなく、奥さんはパンの修行を本格的にしてこられた方です。

川辺の山奥にある知る人ぞ知る硬派のパン屋「ふくろうのパン」でも修行していたんだとか。実は、私は数年前「ふくろうのパン」に行った時、修行中の奥さんに会ったことがあるんです。最初気づきませんでしたが…。人の縁とは面白いものです。

そんな奥さんが焼くパンは、もちろんとっても美味しいです。本格的ですが、「本格的」に溺れていない、食べる人に寄り添った味がしました。ちなみに、パンに使う水は川辺の高田の水を使っているそうです。

私も、この近辺の水だと高田の水が一番好きです。なお、「珈琲を飲む会」で淹れる珈琲のお水も、この高田の水をわざわざ汲んで準備しています!

「Bansei Studio」さんは、「珈琲を飲む会」には初出店です。私は珈琲を飲みながらパンを食べるのがまた大好きなので、すっごく嬉しい出店です。でも急遽決まったので、チラシには掲載できていません。その点は申し訳なかったです。

【Bansei Studio】https://www.banseistudio.com/

(4)南薩の田舎暮らし
で、一応最後に自分たちの紹介もしますね…(笑)

「南薩の田舎暮らし」では、珈琲のお供となる焼き菓子(タルトとか)を準備する予定です。前回までは、飲み物もかなり準備していたのですが、やっぱり珈琲を飲む方が多いので(至極当然!)、今回は飲み物の準備は軽めにしようかと考えています。そのほかどんな内容になるかは、当日のお楽しみです!(未定とも言う(笑))


…というわけで、今年の「珈琲を飲む会」には、ピザ、パン、お菓子、レザークラフトのワークショップを取り揃えています。珈琲と景色のお供に、ぜひご利用下さいませ。

【情報】
海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.4 ←Facebookページへのリンク
日時:11月12日(日)10:00〜16:30
場所:笠沙美術館(南さつま市笠沙町赤生木 )
参加料:500円(コーヒー1杯つき、子ども無料)